未知動物学とは、全く未知の、あるいはかつて存在していたが現在絶滅していると思われる地球上の生物うち、現在存在している可能性があると思われる、主として脊椎動物あるいは大型の非脊椎動物と推測されるものについての研究である。
  
 未知動物学 (Cryptzoology) という語は、隠棲している動物についての研究という意味でつくられた、ベルナール・ユーヴェルマン博士による造語である。
 未確認の存在に対して、脊椎動物あるいは大型の非脊椎動物といった限定を付加するのは、未発見の植物や昆虫あるいはウイルスなどはこの学の対象ではないということを意味するものである。

 日本においては、未確認動物のことをUMA (Unidentified Mysterious Animal) と呼ぶことがやや一般化しているが、Mysterious などという感情的な語句が用いられており用語としては著しく不適当と思われる。また海外では一切通用しない用語であり、インターネット上での検索にも全く役に立たないものであるため、採用しない。何らかの略語が必要な場合は、ULA (Unidentified Living Animal) (:未確認棲息動物)を使用すべきであろう。

 最も広義の意味で未知動物学が関与するものは次のように分類できる。

  

目撃(棲息)場所

名称

地上

地下

 森林

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ビッグフット、野人、ヒバゴン、ヨーウィ、モノス、各種の精霊・妖怪

 山林・湿地

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河童、キジムナー、各種の妖怪、ツチノコ

 山岳・寒冷地

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イエティ、アルマス、鬼、ニホンオオカミ、各種の精霊・妖怪、モギィー、

 平地・人家近辺

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各種の精霊・妖怪、鵺、UFO搭乗員

 不特定・他

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龍、ドラゴン、各種の精霊・妖怪、UFO搭乗員、アパリッション(幽霊など)

水上

水中

 鹹水

 海・海浜

シーサーペント、クラーケン、人魚、龍、ドラゴン、牛鬼、キャディー、

 淡水

 湖沼

ネッシー、チャンプ、モケーレ・ムベンベ、モーゴウル、イッシー、クッシー、ホワイトリバー・モンスター、タウポ・モンスター、チェシー、リーン・モンスター、オゴポゴ、チャンプ、ミゴー、各種の精霊・妖怪

 河川

タキタロウ、河童

 上下水道・他

鰐・蛇などの逃亡したペットなど、

空中

 高空

 大気圏外

クリッター、UFO

 大気圏内

龍、ドラゴン、フェニックス、UFO

 低空

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翼竜、UFO、コンガマトー、ジャージー・デビル、