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隠秘学用語辞典(抄)



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の一部を抽出したものです。
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[Ear of dionisius ディオニシオスの耳]
 霊界との交信の事例。死亡したヴェロール教授とブッチャー教授の交叉通信。
(訳語B) ディオニソスの耳
(参照) Earl Arthur James Balfour
[earth 地]
 四大元素のうちの一つ。
(参照) pritivi / prithivi、elements
[earth light 地光]
 1)=corpse lights。
 2)月を照らす地球の反射光。
(参照) corpse light、mysterious fire
[earthbound 地縛霊]
 =earthbound sprit。
(訳語B) 浮遊霊、浮浪霊
(参照) earthbound spirit
[earthing アーシング]
 グラウンディングのイギリスでの呼称。
(参照) grounding
[earthquake phenomena 地震現象]
 交霊会の部屋などが地震のように震動する現象。
[eathian 地球人]
 地球に住んでいる人間を指す語。
(訳語A) アーシアン
(参照) interplanetarians
[EBE (Extraterrestrial Biological Entities) EBE]
 ロズウェルに墜落した異星人のうち、生きていたものに与えられた名称。一年間監禁され生きていたがその後死亡したという。
(訳語A) 地球外生物的存在
[echelon 梯形編成]
 水平あるいは垂直に梯子状に配列された軍隊や軍艦・飛行機などの隊形。
(訳語A) 梯団
(参照) formation
[echo effect エコー効果]
 マスコミに報道されることによって関心が増し誤認などを含んだUFO目撃事例が多発すること。フィリップ・J・クラスが提唱した語。
(参照) flap、Philip J. Klass
[Eckart, Dietrich ディートリッヒ・エッカルト]
 1868-1923
 ドイツの神秘思想家。トゥーレ協会の主要メンバーであり、ナチスの神秘主義に大きく影響を与えた。モルヒネ中毒患者であり、この世は妄想にすぎなく真の現実世界が存在すると考え、幻影である物質の優位を克服するためには死しかないと説いた。
(参照) Thule Group
[Eckhart, Meister Johannes マイスター・エックハルト]
 1260-1328
 十四世紀ドイツ神秘主義の最高峰の哲学者。ドミニコ会士。ケルンでアルベルトゥス。マグヌスに師事。パリ大学で神学博士の称号を得てマイスターと呼ばれる。シュトラスブルグ、ケルンで教授、説教活動を行なう。一三二六年異端の嫌疑を受け、のち有罪となる。ドイツ語での著作は後世に大きな影響を与えた。
[eclectic witch エクレティック・ウィッチ]
 伝統的な教義に縛られずに独自の技法を使用する魔女。
[ecstasy エクスタシー]
 宗教的な忘我の状態。神との合一を果たしたと感じる状態。
(訳語A) 恍惚、法悦、脱魂状態、恍惚状態
[ectoplasm エクトプラズム]
 霊媒の指先や頭頂部あるいは口や耳などの開口部から流出する、主として霊の物質化現象の素材となるもの。蒸気のような気体状の場合と、ゲル状の流動体の場合もある。後者の場合は白または灰色のねばねばとした物質で、重さを持ち唾液に似た成分をもつ。霊そのものではないが、正確な解明はなされていない謎の物質。
 「外部」を意味するギリシア語のectoと、「形作られたもの」を意味するplasmaから、フランスの生理学者リシェー教授に拠って命名された。
(訳語B) 心霊物質
(参照) teleplasm、ideoplasm、psychoplasm、eidolon、vital energy
[Eddy Brothers エディ兄弟]
 ?-?
 アメリカの霊媒ホレイショーとウィリアム兄弟のこと。
[Eddy, Mrs. Mary Baker メアリー・ベイカー・エディ夫人]
 1821-1910
 アメリカのクリスチャン・サイエンス運動の創始者。
(参照) christian science
[Edgar Alian Poe House エドガー・アラン・ポーの家]
 幽霊が出ると言われるポーの家。
(訳語B) エドガー・アラン・ポウの家
[Edgehill Battle エッジヒルの戦い]
 十七世紀のイギリスで起こったエッジヒルでの内戦の状況が、二ヶ月後に幻として目撃された事例。
[Edinburgh Psychic College エディンバラ心霊研究会]
 1932年にミラー夫人によって設立された心霊現象を研究する施設。ロンドンの英国心霊科学院の関連施設でもある。
(訳語A) エディンバラ心霊研究院
(参照) BCPS (British College of Psychic Seienee)
[Edison, Thomas Alva トマス・アルヴァ・エディソン]
 1847-1931
 EVPに興味を持っていた。
[Edomonds, Judge John Worth ジョン・ワース・エドモンズ判事]
 1816-1874
 ニューヨークの最高裁判事。アメリカの初期の心霊主義運動の擁護者。
(訳語A) ジョン・ワース・エドモンズ
[EDR (electrodermal response) EDR]
 =皮膚電気反応。
(参照) GSR (galvanic skin response)、GSR (galvanic skin refrex)
[Edwards, Harry ハリー・エドワーズ]
 1893-1976
 イギリスの心霊治療家。自分に治癒能力があることに気付き、1930年代に物理霊媒ジャック・ウェーバーと心霊現象の実験を行い、心霊現象の実在を確認。手紙による依頼に答えて不在治療を行なった。
(参照) absent healing
[EEG (electoroencephalogram) 脳電図]
 脳の神経細胞の活動による電流を計測したもの。
(訳語A) 脳波、エレクトロエンセファログラム
[EEG (electoroencephalograph) 脳電図計]
 脳の神経細胞の活動による電流を計測する装置。
(訳語A) 脳波電位記録装置、エレクトロエンセファログラフ
[effigy 呪い人形]
 魔術で使用する、危害を与えようとする対象を摸した人形。
(訳語A) 似姿
(参照) wax image、sympathetic magic、poppet
[EFO (Extraordinary Flying Object) EFO、異常飛行物体]
 狭義のUFOを指す語。ハートマン博士が提唱した語。
(参照) AFO (alien flying object)
[Eglinton, William ウィリアム・エグリントン]
 1857-?
 イギリスの物理霊媒。空中浮揚や物質化現象起こす。1884年以降は石板書記で有名。ウォーレスも彼の心霊現象を確認した。
(参照) Dr. Alfred Russell Wallace、W. E. Gladstone、Prof. J. C. F. Zllner
[ego 自我]
 認識・感情・意志・行動の主体で自己同一性を感受出来る精神機能の本体。肉体・幽体・霊体・本体がそれぞれ欲望・感情・理性・叡智の媒介になっているという。
[eidolon アイドロン]
 ダウマー教授によって命名された「幻影」を意味する語。エクトプラズムを指す場合に用いられる。
(参照) ectoplasm
[ekimmu エキンムー]
 古代アッシリアで、冥府に入る事を拒否されてこの世をさまよう事になった邪悪な霊。
[Elberfeld horses エルバーフェルドの馬]
 ジュネーヴ大学のクララペド博士によって紹介された、1891年に発見された数頭の数学的天才馬のこと。モーリス・メーテルリンクも巨大な数字の四乗根を即座に解答する様を確認している。
(参照) Maurice Maeterlinck
[electional astrology 選時占星術]
 特定の行動を行うのに都合のよい日時を選択するための占星術。
(訳語A) 選択占星術
[electric horror of Berkley Square バークリースクエアの恐怖電気]
 ロンドンのバークリースクエアには、「恐怖電気」というポルターガイスト現象が起こるとうわさされていた。
 ブルワー・リットンが小説の題材に使用した。
(訳語A) バークリースクエアの電気ショックの恐怖
(参照) Fifty Berkley Square
[electric people 電気人間]
 電気製品などに対して影響力を発する人間のこと。電球を手にするだけで点灯させる、バッテリーを充電するなどの現象がある。
[electric phenomena 電気現象]
 身体の電気抵抗の変化や、放電現象などの電気的な現象のこと。
[Electrizer エレクトライザー]
 アメリカの霊媒ジョン・M・スペアに対して、生命原理を伝えると交信して来た一群の霊につけられた名称。
[electronic communication 電子通信]
 ダイナミストグラフなどのような、心霊現象の発現を補助する装置のこと。
(参照) dynamistograph
[element エレメント、元素]
 万物を構成する基本となるもの。様々な元素体系の基本となるもの。一般に複数形のelemntsが用いられるが、単数形の場合は元素の中のある一つのものを指す。
(参照) elements
[elemental エレメンタル]
 1)精霊の単数形。精霊の中の一つのものを指す。
 2)「元素的、元素の」の意味の形容詞。
(参照) elementals
[elemental system 元素体系]
 基本構成要素の様々な混合の結果として起こる、世界の事象を説明するための理論のこと。東洋では陰陽五行説、西洋ではアリストテレス説に基づいたものが一般的である。
(訳語A) エレメンタル・システム
(参照) the Yin-Yang school、Aristotle's elemental system
[elementals エレメンタル、四大精霊、精霊]
 1)四大精霊:地・水・風・火の四元素を支配する霊。一度も肉体を持った事のない存在。
  (地)ノーム(水)ウンディーネ(風)シルフ(火)サラマンドラ
 2)精霊:1を含む、より広義の意味での自然霊一般。
 3)エレメンタリーの混同。
(訳語A) 四大、四大の精霊
(訳語B) 自然の精
(参照) elements、fairy、elementary、Undine、Gnome、Sylph、elemental、Salamander / Saramandra
[elementary エレメンタリー]
 1)肉体を持った事のない霊。一般に邪悪な悪霊とみなされる。
 2)死者の地縛霊。
 3)魔術師の創造した思念形体の具象化したもの。
(訳語A) エレメンタリ
(訳語B) エレメンタリイ
(参照) elementals
[elements 元素]
 万物を構成している、地・水・火・風の四つの元素、あるいはさらに第五元素を加えたものの総称。
 訳語は元素が定訳。オカルティズムの基本的な概念であるので、要素などと誤訳してしまうと他の全ての用語に不整合が生じてしまうので注意が必要。
(訳語A) 四大
(訳語B) 要素
(参照) humors / humours、elementals、air、water、earth、fire、quintessence、element、Aristotle's elemental system
[Eleusinia mysteria エレウシスの密儀]
 紀元前十四世紀ごろアッティカ(Attica)地方でギリシア神話上の人物エウモルポス(Eumolpos)によって始められたとされる古代の宗教密儀。穀物及び大地の生産物の女神ケレス(デメテル、イシスと同一視される)のために行われる祭。死と再生の究極的真理を得るものと思われる。
[elevation 上昇]
 錬金術では、純化や昇華と同義で物質の精気を取り出すことを意味する。
(参照) purification、sublimation
[eleventh-hour syndrome どたんば症候群]
 生死にかかわるような危急時に、超常的な現象が発生して問題を回避される現象。アパリッションが的確な指示を与えてくれたり、通常では出し得ない肉体的力が生起したり、幻視をみるなどの様々な状況下で起こる現象の総称。
(参照) PMIR (psi-mediated instrumental response)、death
[elf エルフ]
 虫程度に体が小さく、森などに群れをなして住んでいるといわれる妖精。北欧神話では良いエルフと悪いエルフに分けられる。
(参照) fairy
[Eligor エリゴール]
 『ソロモンの小さな鍵』に登場する七十二の霊のうちの十五番目。槍や旗を持った騎士の姿で出現する大侯爵。隠されたものを明らかにし、未来を知ることが出来る。六十の軍団を率いている。
(参照) Eligos、spirit of Solomon
[Eligos エリゴス]
 エリゴールの別名。
(参照) spirit of Solomon、Eligor
[elixir エリクシル]
 錬金術によって作る事が出来る生命力を強化させる薬。一般には液体とされているが、初期の錬金術では粉末であったとされる。ラテン語ではエリクシルと発音。アラビア語al-iksirに由来する語。
 賢者の石から生成される、あるいは賢者の石そのものとも言われるが、全く別のものであるともいう。
(訳語A) 錬金薬、エリキサー、エリクシール、エリキシル
(訳語B) 霊薬
(参照) panacea、quintessence、philosopher's stone
[Elizabeth I エリザベス一世]
 1533-1603
 イギリスの女王。自分の死の姿を目撃したという。幽霊がウィンザー宮の王室図書館に出没する。
[Elliot, Rev. G. Maurice G・モーリス・エリオット師]
 ?-?
 心霊現象の実在をキリスト教会に認めさせようと努力した人物。
[elongation and shortning 伸長・縮小現象]
 霊媒の身長が伸びたり縮んだりする現象。
(訳語B) 伸び
[Elpidius Rusticus / Helpidius Rusticus エルピディウス]
 五世紀末-六世紀前半
 フランスのリヨンの助祭。初めてポルターガイスト現象を経験した人物。
[Elysium エリジアム]
 ギリシャ神話の極楽(浄土)。
(訳語A) 極楽
[emanation エマネーション]
 流出・放射を意味する語で、心霊現象や超常現象の原因になっていると考えられる放射線の総称。
(訳語A) 放射線体
(参照) nerve aura、anthropoflux
[EME (electro magnetic effect) EM効果]
 UFOを目撃した際に電気的な影響が起こること。
(訳語A) 電磁効果、EME
[emerald エメラルド、緑玉石]
 緑柱石の結晶のうち、クロムなどの元素を含んで緑色になった宝石。コロンビア、ブラジルが主な産地。
 最初のエメラルドは紀元前千五百年ごろに、エジプトの紅海付近の砂漠で発見されたといわれる。ユダヤ教では「聖なる宝石」と呼ばれ、カトリックでは「法王石」と呼ばれている。恵み・慈悲を象徴し、記憶力や視力を回復させ、護符として所持すると幸運を呼び込むと信じられている。エジプト人は予言の力を与えてくれると信じてお湯に入れたり舌に含んだりした。五月の誕生石。
(参照) aquamarine
[Emerald Tablet エメラルド・タブレット]
 錬金術の基本となる思想を示した文章が記述されている板。ヘルメス・トリスメギストゥスの死体の手に握られていたという。伝説ではギゼーのピラミッドの中にあったという。残存している最も古い写本は八世紀頃のもの。
(訳語A) エメラルド板
(参照) Tabula Smaragdina、Hermes Trismegistus
[emotional body 感情体]
 魂体の別称。複数の精妙体のうちの一つ。
(参照) subtle body
[empathy エンパシー]
 テレパシーのうち、特に感情に関するものを指す語。
(訳語A) 共感、感情移入
(参照) telepathy、ESP (extrasensory perception)、DMILS (direct mental interaction with living systems)
[Encausse, G駻ard ジェラール・アンコース]
 パピュスの本名。
(参照) Papus
[enchanter 魅惑者]
 他者を魔術的に魅惑するもの。
(訳語A) エンシャンター
(参照) enchantment
[enchantment 魅惑]
 1)護符などの魔術的な道具を作製すること。
 2)魔術的技法によって他者を魅惑する技法の総称。
(訳語A) エンシャントメント
(参照) charm、fascination、enchanter、glamour
[Encyclopedia of Witchcraft and Demonology, The 妖術・悪魔学百科]
 ロビンズが1959年に著した書。
(参照) Rossel Hope Robbins
[end times cults 終末のカルト]
 終末論を中心としたカルト。
[Endor Witch エンドルの魔女]
 旧約聖書のサムエル記に記されている招魂を行う魔女。エンドルという地に住む魔女が、サウル王の相談に答えるために死者を呼び出し王と問答を交わさせた。しかし憑霊により魔女が語った霊言現象なのか、霊を物質化させたのかは判然としていない。
(訳語B) エンドルの口寄せ女
[Enfield Poltergeist エンフィールドのポルターガイスト]
 1977年にロンドン郊外で発生したポルターガイスト事例。発生から終結までの記録が残っている、二十世紀のポルターガイストの中で最も重要な事例。ガイ・ライアン・プレイフェアが調査した。十一歳のジャネットと十三歳のマーガレットの女の子二人が焦点。ジャネットには憑依現象と思われる人格が出現し、ジャネットの知り得ない内容の会話をした。
[enlightenment 悟り]
 ヨーガの最終的な結果。人間自身をブディック界へと開き、全てのものから神を見出し、宇宙や生命、全ての自然に全的一体感を感じる状態。迷いを捨て去り直観的に真理を体得すること。
(訳語A) 啓明、般若
[Enochian エノク語]
 ジョン・ディーが天使により伝授されたという言語。天使語のこと。
(参照) John Dee
[ensorcellment インソーセルメント]
 1)霊的存在を喚起し命令に従わせること。
 2)妖術の結果生み出されたもの。
[entity エンティティー]
 何らかの作用を引き起こす霊的存在の総称。単なる出現や無作為な憑霊ではなく、何らかの意思決定によると考えられるものを指す。
(訳語A) 実体
[Eos エオス]
 ギリシャ神話に登場する、曙の女神。ローマ神話のアウロラに相当。
(参照) Aurora
[epilepsy / epilepsia 癲癇]
 発作的に意識障害や痙攣などの多彩な症状を示す疾患。
(訳語A) 癲癇症状
(参照) possession
[epistemology 認識論]
 認識の本質・方法などを研究する哲学。
[Epworth phenomena エプワース現象]
 1716年にエプワース牧師館で起きたポルターガイスト現象。
(参照) Epworth Rectory
[Epworth Rectory エプワース牧師館]
 ポルターガイスト現象の起きた、十八世紀初頭のイギリスの牧師館。
(参照) Epworth phenomena
[Erato エラト]
 ギリシア神話のムーサイ(ミューズ九女神)の一人。叙情詩・恋愛詩を司る女神。
(参照) Musai
[Erebus エレボス]
 1)ギリシャ神話の、「原初の暗黒」、「冥界」の意味の擬人神。カオスの子とされる。
 2)エレバス山。南極大陸ロス中のロス島の活火山。3794m。
(訳語A) エレバス山
[Eris エリス]
 ギリシャ神話の不和の女神。
[Eros エロス]
 ギリシャ神話の愛の神。ローマ神話のキューピッドに相当。
(参照) Cupid
[esbat エスバット]
 満月の夜に催される魔女会(coven)の集会。毎年十三回行われる。
(参照) coven、sabbat
[escatology 終末論]
 人間や社会の終末に関する研究。
[ESP (extrasensory perception) ESP、感覚外知覚]
 透視やテレパシー、予知などの認知型超能力の総称。既知の感覚手段によらずに外界の事象を知る、あるいは反応する能力。超感覚や第六感も同義である。1930年代にJ・B・ラインが提唱して一般化した用語。
(訳語B) 超感覚的知覚、超感覚的知覚能力、エスプ
(参照) super senses、sixth sense、telesthesia / telaesthesia、telepathy、cryptaesthesia / cryptesthesia、second sight、psi-gamma、paranormal cognition、paragnosia、extrasensory、GESP (general ESP)、empathy、DMILS (direct mental interaction with living systems)、clairvoyance、clairaudience、clairsentience
[ESP cards ESPカード]
 ESP実験のためにデザインされたカード。星・円・正方形・十字・平行な波線の五種類のカードが五枚ずつあり、二十五枚が一組となる。ゼナー・カードに同じ。
(参照) zener card
[ESP projection ESP投影]
 OBEの別称。アメリカの心理学者H・ハートが1953年に提唱した造語。
(訳語B) ESP離脱
(参照) OBE (out-of-the-body experience)
[essence 本質]
 1)すべての存在物の基本となる核心。
 2)オーラ的エネルギーと魂からなる生命力。生命の破壊することが出来ない部分で、アストラル界に属する。
 3)錬金術では、具体的な物質として表現される精神。あるいは第五元素に近い意味で使用される。
(訳語A) エッセンス
[Estep, Sarah サラ・エステップ]
 1982年にアメリカ電子音声現象研究会を創設。
(訳語B) セァラ・エステップ
[ET (extraterrestrials) ET]
 地球以外の星に住む生命体のこと。
(訳語A) 地球外生命
(参照) ETI (extraterrestrial intelligence)、alien、space man
[ETH (extraterrestrial hypothesis) ETH、地球外起源仮説]
 UFOは異星人の宇宙船であるとする説。
(訳語A) 地球外来訪説、UFO宇宙船説、ET仮説
(参照) extraterrestrial theories、Uranides、USV (unidentified space vehicle)
[ether エーテル]
 空気の上層の純粋な要素を意味するギリシア語のアイテールaitherが語源で、次のような意味で用いられる。
 1)宇宙に遍満し、熱や光を伝える働きがある物質。
 2)錬金術での第五元素。
 アリストテレスはエーテルを第五元素と定義し、地球は水に囲まれ空気に囲まれ、その上にエーテルに囲まれていると表現した。
 近代の一般的な認識では、空気と同様の形態で宇宙空間を満たしている充填物質であるとされる。
(参照) quintessence、aether、philosopher's stone
[etherealization エーテル化現象]
 透き通って見える物質化像が形成される現象。希薄な物質化現象と考えられる。
(参照) materialization、simulacrum
[etheric body エーテル体]
 肉体のすぐ外側にあるとされる霊的身体。肉体と同様の凹凸を持って肉体を取り囲んでいる。肉体と離れて外在化するとドッペルゲンガーと呼ばれる。
(訳語A) エーテル的身体
(訳語B) 精気体、霊気体、超物質体
(参照) etheric double、doppelg舅ger / doppelganger
[etheric double エーテル複体]
 =etheric body に同じ。
(訳語A) エーテル性二重体
(訳語B) 精気性複体
(参照) etheric body
[etheric plane エーテル界]
 神智学が七つに分類する世界の一つの物質界に属する世界。物質界の中でも視覚や聴覚、触覚、嗅覚や味覚では感知できない領域。紫外線の光、X線やイオン化された放射は、あるいはプラーナなど。
(参照) physical plane、prana
[etheric senses エーテル感覚]
 霊魂の感覚を指す語。地上的感覚と類似しているがテレパシー能力が拡大されている。
[ETI (extraterrestrial intelligence) ETI、地球外知的生命体]
 ETのうち知性を持ったもの及びその知性を指す語。
(訳語A) 地球外知性体、地球外文明、宇宙の知的生命
(訳語B) 宇宙文明
(参照) ET (extraterrestrials)、alien
[Euterpe エウテルペ]
 ギリシア神話のムーサイ(ミューズ九女神)の一人。音楽(笛)と叙情詩を司る女神。
(参照) Musai
[euthanasia 安楽死]
 不治の人間を苦しみから解放するために死亡させる事。
[Eva C. エヴァ・C]
 1890-1943
 フランスの物質化霊媒。マルト・ベロー、ウェスペ夫人の名前でも知られている。シャルル・リシェーが当時十五歳のエヴァ・Cを初めて調査した。シュレンク=ノッチングやジュレーの厳密な調査で、何度も物質化現象を起こし写真にも撮影された。エヴァ・Cはシュレンク=ノッチングが命名したもの。リシェが彼女の本名を使って著した本が嘲笑されたので、エヴァ・Cと匿名にしたと思われる。
(訳語A) エヴァ・シー
(参照) materialization、Marthe Beraud、Prof. Charles Richet、Gustave Geley、IMI (Institut Metapsychique International)、Baron Albert von Schrenck-Notzing
[Evans, W. H. W・H・エヴァンズ]
 1877-?
 イギリスの霊媒。心霊主義哲学の普及に努めた。
[Everest Ghost エヴェレストの亡霊]
 エヴェレストに出没する幽霊。イギリスの登山家アンドルー・アーヴィンの幽霊とも言われる。
(訳語A) エヴェレストの幽霊
[Everit, Mrs. Thomas トーマス・エヴェリット夫人]
 1825-1915
 イギリスの霊媒。イギリスで初めて直接談話現象を起こした。
(参照) John Watt
[evil 悪]
 人間や社会にとってふさわしくないこと、良くないことの総称。
[evil eye 邪視]
 眼の力によって他者(人間、動物、物質など)に何らかの影響(主として害悪、生命力に関する衰退など)を及ぼすこと。力の発現には意識的・無意識的なものがあり、その力自体も先天的・後天的なものがある。
 民間伝承では邪視除けとして魔法の玉を窓辺に下げる。
(訳語A) 邪眼、凶眼、魔眼
(参照) witch ball、horse brass、fascination
[evil spirit 悪霊]
 人間に対して害悪をなす霊。霊そのものが必ずしも悪であるわけではなく、未発達で愚かな霊の場合もある。
(訳語A) 悪邪霊
(参照) demon
[evocation 喚起]
 邪悪・低級な霊を呼び出すこと。魔術では「剣の技」と呼ばれ、術者の絶対的優位性のうちに魔物を呼び出す。自分自身の肉体に憑霊させる場合と、外的な実体として出現させる場合があるが、いずれにしても術者と呼び出されたものは分離されており、術者の優位な地位は変わらない。
(訳語A) 邪霊の招霊、降魔(エヴォケイション)、降霊術
(参照) invocation、conjuration、call
[evolution 進化]
 物質的あるいは肉体的世界における意識存在が、より高次な次元で神聖な起源に帰る過程のこと。隠秘学的用語としての「進化」は、科学用語での進化の過程とは違って神へと向かう事象の進歩を指す。
(参照) progression
[EVP (electronic voice phenomena) 電子音声現象]
 死者の声が直接磁気テープに録音される現象。
(訳語A) EVP
(訳語B) ローディヴ音声現象
(参照) Raudive voice phenomena、Raudive voice、voice phenomena、voices from the Dead、voices of the Dead
[Excalibur エクスカリバー]
 1)アーサー王が持っていた魔法の剣。
 2)異星人の地下基地を破壊するための武器の名称。
(参照) Dame du Lac
[exobiology 宇宙生物学]
 他の惑星などの地球以外に生息する生物を研究する科学の一分野。
(訳語A) エクソバイオロジー、地球外生物学
(参照) xenobiology
[exorcisation / exorcization 除霊]
 人間に憑依している霊的存在を取り払うこと。
(参照) purification、exorcism、depossesion、releasement
[exorciser / exorcizer 除霊師]
 除霊を執り行う人間のこと。カトリックにおける有資格者の場合は、エクソシスト exorcist である。
(訳語A) 除霊者、除霊家
[exorcism 悪魔祓い]
 物品や場所や人間に取り憑いている悪霊を祓う事。「退散させる」という意味のギリシア語exousiaに由来する語。
 1)祓魔式:キリスト教用語で、カトリックの儀式の一つとしての悪魔祓いのことを指す。
 2)悪魔祓い:非公式なプロテスタントの場合やキリスト教以外のものや、一般的な除霊も含めたものの場合。
(訳語A) 祓魔式
(訳語B) 除霊
(参照) exorcist、exorcisation / exorcization、depossesion
[exorcisms of Jesus Christ イエス・キリストの悪霊追放]
 聖書に記されているイエスの悪霊追放。
[exorcist エクソシスト]
 祓魔式、悪魔祓いを執り行う人物。
(訳語A) 悪魔祓い師、祓魔師、悪魔祓いの祈祷師
(参照) exorcism
[explanation 説明]
 事象の生起した根拠を、因果関係の順序を把握して示すこと。超常現象を否定する科学的説明は、任意の事例の否定により全体を否定するという論理的破綻を来していることが多い。
[exteriorization 外在化]
 生者の複体が別の場所に出現する事。OBEと同義に使用される。
(参照) astral projection、OBE (out-of-the-body experience)
[exteriorization of motoricity 外在性運動]
 霊媒の肉体外の運動作用。PKの動きと同調した運動のことで、ロシャが提唱したもの。
(参照) Lt. Col. Eugene Rochas
[exteriorization of sensation and sensitivity 外在性感覚および感受性]
 1892年にジョワール博士によって発見された、霊媒が肉体外の知覚を自分自身のものとして感じる現象。例えば、自分から遊離したダブルが接触したものの熱さや触感などを自分自身のものとして感覚する事。
(参照) Prof. Paul Joire
[exteriorization of substance 外在性物質]
 エクトプラズムなどのように霊媒の肉体の外に出る物質。
[externalized impression 外在性印象]
 客観的具体的な存在と思えるが、自分の心的イメージで構成されている印象。
[extra エキストラ像]
 心霊写真などに映し出されている、本来そこに存在しなかったはずの人物像などのこと。特に関係のある故人の像のことを言う。
(訳語A) 付加像、エキストラ、エクストラ
(参照) 幽霊写真
[extrasensorimoter 感覚運動外]
 通常の感覚手段や、物理的過程によらないという意味の形容詞。
[extrasensory 感覚外の]
 通常の五感以外の感覚を指す形容詞。
(訳語B) 超感覚
(参照) ESP (extrasensory perception)
[extraterrestrial theories 地球外起源論]
 地球上の出来事や人類の存在に対して、地球外生命体の関与があるとする説の総称。
(参照) ETH (extraterrestrial hypothesis)
[eyeless sight 盲目視力]
 =DOP。皮膚等の身体の部分でものを見る能力。
(訳語A) 擬似視覚。、アイレス・サイト
(訳語B) 無眼視力、触視力
(参照) DOP (dermo-optical perception)
[face on Mars 火星人面像]
 火星表面にある人の顔の形をした巨大な建造物と見られるもののこと。偶然形成されたものとも言われるが、人工物と考える説もある。
(参照) the mars face
[Faceless Gray Man of Pawleys Island fairies ポーリーズ島の顔なしの灰色の男]
 ハリケーン襲来の前にアメリカのポーリーズ島に現れるという幽霊の伝説。


last updated 1996/10/01